出会い系サイトの歴史について調べてみたら元祖は1995年に誕生していたようだ。

今でこそ一般に知られている出会い系サイトですが、ふと最近になって、そもそも出会い系の歴史ってどんなんだろうと気になってきました。そう思ってネット上に情報が載っていないか調べてみましたが、なかなか信用できる情報ソースが見つかりませんでした。ですがようやくドンピシャのものが見つかりました。

セックスメディア30年史欲望の革命児たち (ちくま新書)(2011年5月発刊)という書籍です。出会い系サイトの他にも、それ以前のテレクラやツーショットダイヤルの説明もありますし、そのサービスを利用するために端末の説明も載っています。ポケベルやそれこそ一番最初の電話誕生のことなんかも書いてあるのでなかなかおもしろかったです。

今回はその中の一部分、「(ウェブメディアによる)出会い系サイト」の歴史に限定して書きます。テレクラ、ツーショットダイヤルも含めた広義の「出会い系メディア」の歴史で見てしまうと、かなり遡ることになるので。

「出会い系メディア」の歴史を見てみると、ウェブの進化や発展、法改正などによって出会い系の形態が変わっていることがわかります。

携帯電話が普及し1999年にiモードがサービス開始した頃から出会い系サイトが活況になるも、2003年に「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」(通称「出会い系サイト規制法」)ができ、さらに2008年には同法の改正が行われることで多くのサイトは淘汰され、生き残ったのは変化に対応できたサイトだけでした。

懐かしの出会い系サイト

ここで昔懐かしの長い歴史を持つ出会い系サイトを紹介します。

・ご近所さんを探せ(1995年〜)

1995年に誕生した出会い系サイトの元祖的存在ですが、2018年9月28日をもってサービス終了することになりました。正直存在は全く知りませんでしたが、シンプルな作りで確かに昔からあったような雰囲気を感じます。

・エキサイトフレンズ(1999年〜)

意外と歴史が古いサイト。こんなに昔から運営されてるとは思いませんでした。登録はしてますがあまり利用したことはありません。会えるのかは未知数ですが、これだけ続いているってことはしっかりとユーザーに価値を提供しているサイトなのだと思います。

・スタービーチ(1999年〜2009年)

シンプルな掲示板型サイトの中でも最も利用率の高かった老舗サイトで、ピーク時には1000万以上のアクセス数がありました。私は全く利用したことがなく、存在自体も当時は知りませんでしたが「初期のスタビは神」と絶賛するユーザーも多かったそうです。「出会い系サイト規制法」の改正に伴い2009年に閉鎖しました。

・Mコミュ(2003年〜)

今尚サービスが続いているガラケーでしか使えない無料掲示板のサイトです。(スマホでも専用のアプリをがあれば使えるようですが)私はMコミュは使ったことはありますが、全く会えませんでした。スタビ全盛の頃はMコミュでもかなり会えたようですが、他の方のブログを見ても、今はもうほとんど会えないそうです。

出会い系5大サイト

会員制サイトで運営歴が長くてメジャーなのが、こちらの5大サイト。(ちなみにハッピーメールとワクワクメールともうひとつのどれかで3大サイトだそうです)

この5つのサイトは全て使ったことがありますが、私が実際に会えたのは今のところミントCJだけです。と言っても、他のサイトが会えないサイトとかそういうことではなくて、多少かじった程度でそこまでやり込んでないだけです。

ミントCJはサイトデザインがシンプルでなんとなく使いやすかったんで、長いこと継続して使用した結果コツを掴んでいろんな人に会うことができました。

最近ではイククルやPCMAXをお遊び程度に使っているんですが、ミントCJよりも反応がいいなって感じます。ポイント消費もミントCJに比べて少ないので、こっちの方がコスパは良いんでしょうね。これから本格的に使っていきたいと思います。

・ミントCJ(2000年〜)

・イククル(2000年〜)

・ハッピーメール(2001年〜)

・ワクワクメール(2001年〜)

・PCMAX(2002年〜)

株式会社ワクワクコミュニケーションズ代表取締役にインタビュー

文中には、ワクワクメールを運営している同社の代表取締役にインタビュー記事も載っていましたが、こちらもなかなか興味深い内容だったので一部紹介したいと思います。

元々はツーショットダイヤルの運営していた会社(ハッピーメールやミントCJも同じ)で活動のために熊本のテレフォン協会に加入していたが、そこが排他的な組織で活動がしにくかったり、風営法が厳しくなって広告が打ちづらくなったということが当時悩みの種だったそうです。

その協会でハッピーメールの社長と出会い、彼から出会い系サイトで儲けている話を聞き、参入を決めたとのこと。ちなみに、当初はハッピーメールの社長に言われ、ここと同じシステム会社を使ってやっていたそうです。サイトのデザインが似ていたので同じ会社が運営しているのかと当時は思っていたのですが、そういう事情があったんですね。

出会い系サイト規制法の際には、警視庁の説明会に何度も参加し質問を繰り返したそうです。法の解釈には幅があるので、警察はどういうサイトならOKとしているのか絞り「利用者が年齢をごまかしていた場合、事業者の責任は問われるのか」と言ったことを聞き出しました。違法の範囲を確認して、法に触れないようにするためにはどうすればいいか、警察側の言質を取りながら真剣に取り組みました。

出会い系サイト規制法により閉鎖したサイトが多い中、ワクワク社はピンチを克服し、営業努力を徹底しました。それにより規制法以前に比べ、売上が3倍になった(客単価は変わらないけど会員数が増えた)とのことでした。

そうして知ったノウハウは他のサイトとも共有したと言っていました。その方が叩かれにくいということで。出会い系サイトの中でも、トップ同士は情報交換やアドバイスをし合ったりとけっこう仲が良いみたいです。反対に下流の方のサイトだと足を引っ張り合ってるようです。

などなど、こういった裏話的な内容を知ることができました。

参考文献

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